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道具ケア 化粧映え左右 (産経新聞)

 ■スポンジ…「ムラ」原因 週1で洗浄/筆…化粧後すぐに汚れ除去を

 メークは色やテクニックが注目されるが、化粧の出来映えを左右するのは“脇役”であるスポンジや筆などの道具だ。今月下旬からは春の新商品が出始め、真新しい道具を使う人も多くなる。正しいケアの方法を覚えておきたい。(小川真由美)

 ◆専用クリーナーで

 最も使用頻度が高いのはファンデーションのスポンジ。資生堂はスポンジを週に一度、専用のスポンジクリーナーで洗うことを提案している。洗わずに使い続けるとスポンジ表面の目に皮脂などの汚れがつまり、使うたびに摩擦で劣化する。ファンデーションの粒子が肌に均一に伸びず、塗りムラが出る。

 スポンジクリーナーでの洗い方は、汚れた部分にクリーナーを数滴落として十数回押し洗いする。汚れが浮き出てきたら、すすいで絞る。水が混ざると洗浄力が落ちるため、洗う前に手とスポンジはぬらさない。

 クリーナーがない場合、中性洗剤でも可能。タオルにはさんで水分を除いた後、風通しの良い場所で陰干しする。内部まで完全に乾くまで半日から丸一日は時間をおく。化粧品に付属されているチップも月1回程度洗うだけで、化粧のノリは断然違うそうだ。

 ベースメーキャップ施策担当の松浦恭子さんは「良い化粧品を使ってもスポンジの状態が悪いと、きれいな仕上がりにならない。面倒でも手入れをしてほしい」と話す。

 ◆過激ケアはNG

 一方、アイメークやチークに活躍する化粧筆。スポンジ同様に日々のケアは欠かせないが、白鳳堂(広島県熊野町)の高本壮専務は「良い筆ほどやりすぎは禁物」とアドバイスする。

 同社は国内外の有名化粧品ブランドへの供給など年間約400万本、500種類以上の化粧筆を展開。天然素材の特性を生かし、例えばコシのあるヤギは色使いが多い化粧に、ナチュラルメークは柔らかいリスの毛の筆で、といった提案をしている。ただ、過剰なケアは毛切れや、乾燥後に毛がボワボワになってしまうので注意が必要だ。

 パウダーやチーク用の筆は「犬が体を大きく振って水を弾くように」(高本さん)手で勢いよくはたく。口紅や目元用の筆はティッシュで軽くふき取る。化粧後にすぐにやれば、これで汚れは十分に落ちる。

 また、口紅がパウダー筆に着いたり、毛にダマができるなど汚れが目立つ場合はお湯で洗う。油汚れの食器同様、熱め(約60度)のお湯が効果的で、リンス成分や香料を含まないせっけんを溶かして洗う。くしで形を整えて日陰干しするのがベストで、直射日光とドライヤーは厳禁だ。

 高本専務は「筆は日々のケアが長持ちの極意。メークと同じくらい道具にも気を配ってほしい」と話す。

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